特定小電力トランシーバーが使える距離

特定小電力トランシーバーが使える距離

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特定小電力トランシーバーは免許なしで利用できる無線通信であり、機器自体も安価なので広く一般に浸透しています。
ですが、どんなに離れた相手とでも交信可能な普通の無線と異なり、利用できる機能は大きく制限されています。

 

中でも通信距離の短さは特徴的です。
400MHz帯という極めて短い電波の周波数を使用する特定小電力トランシーバーは、通信距離が非常に短いのが特徴です。
市街地で利用する場合には200〜300メートルが標準、開けた場所でも2〜4キロまでが限界と言われています。

 

しかも、遮蔽物があってもある程度電波が届くその他の通信方式と異なり、特定小電力トランシーバーの電波は遮蔽物に極めて弱くなっています。
コンクリートの建物などは貫通できないので、ビルが立ち並ぶオフィス街などでは使いにくくなります。
サバイバルゲームで使用する際には、土地の起伏や密集した木などによって通信状態が著しく悪化することもあります。

 

反面、通信距離圏内であれば比較的安定した通話ができるのも、特定小電力トランシーバーの魅力です。
オフィスで使用する際には電話台の節約になるため、建物やフロアを区切って導入している会社もあります。

 

特定小電力トランシーバーでは、アンテナの向きによっても多少通信距離を伸ばすことが可能です。
アンテナを寝かせるのではなく、立てて使えば通信距離は伸びます。
また、アンテナが長い機種のほうが電波が届きやすくなるので有利です。